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2017年3月14日火曜日

6年経って、結局この平和なひとときが永遠に続くことを願うしかない飼い主なのでした。

おやつを食べ終わったあとの、
昨日も天気がよかった昼下がり。




ヤツは近づいても来やしない。
もうおやつを持っていない飼い主には
用はないかい?ヽ(`へ´)ノ

と思ったら、後ろを通って
おもちゃを持って帰って来ました。

でもやっぱり
それほどヤル気はないようで(笑。

平和なひとときでございます。




3.11に3.11のお話を
被災者でもない私がするのはなんか違う
と思っていたのでしませんでした。
当時親の世話をしていた私としては
被災状況を朝から晩まで流し続けるテレビを
見ていた父の認知症が格段に進んでしまった
苦悩について、本当は色々と言いたいことも
あるんですが・・・。

それから3ヶ月もしないうちに父は亡くなり、
私は今、親の介護をする人間ではなく
犬の飼い主という立場になりました。
なので、言いたいことは言わないまでも
一年に一回ぐらいはちゃんと
飼い主と犬が被災するとどうなるかを
ちゃんと考えないといけないなと思ったので
こんなサイトと動画を見て真剣に考えました。

散歩やトイレはどうする? いぬとわたしが知っておくべき「ペット防災の3R」

東日本大震災 被災ペットと飼い主“空白の6年”

犬にとって6年は長いぜ・・・。
88才の飼い主と12才の犬、
なんとかならんかねぇ。
「マリが支えなんだ」って。


自分がこの立場になったら・・・。

真剣にちゃんと考えるつもりだったんですが
思考停止になりました。

たとえ備える物を全部備えたとしても、
飼い主として愛犬と離れなければならない
なんていうことへの心の準備は
絶対無理だもんなぁ・・・。
結局、
平和な時間がいつまでも続いてくれることを
やみくもに願うことだけしか出来ませんでした。

2 件のコメント:

チョコまま さんのコメント...

 こんばんは、チョコままです。

 3.11の話から少しそれてしまいますが。

 備えること、備えておくこと・・・。

実はお舅さん、事故、といっても、スキー事故だったんです。
悪天候の中、濃霧がひどく、コースからそれて運悪く立ち木に激突、だったそうです。

 心の準備もなにもなく、あっという間に旅立ってしまわれました。

 大人たちはもろもろの手続きに追われ、子供たちは心の備えなどなく
子供たちなりに、もっとおじいちゃんと話しておけばよかった、
一緒にこんなことがしたかった、と悔やまれることばかりのようです。

 おじいちゃんも突然あちらに行くことになり、驚いてみえるんだろうなぁ・・。
チョコまま家では一番の病気知らずで、舅さんは何が起きても
たくましく生き抜いていくよねー、ってよく話してたんです。だから
「なんで?なんで??」の気持ちがぬぐえません。

 平和な時間がいつまでも続いて欲しい、と願います。
でも、そうではない、非日常が突然やってくる。もっと、平和で穏やかな日々を
大事にしていかなくっちゃ、って思い知らされました。

今度のことで、長男君が少しだけ成長したかなぁ。自分の気持ちを伝えることが
とても苦手な子なのですが、なんか思うところがあったみたい。
下手くそなりに、自分の気持ちをちょっと伝えられるようになったみたい。
おじいちゃんが、こっそり、彼にパワーをくれているようにも思えます。

代表取締役 さんのコメント...

チョコままさん こんにちは〜

もし霧が出ていなかったら、立ち木がなかったら、
結果は全く違っているわけで、運命なんて
ほんの少しの条件の違いで変わっちゃうんですよねぇ。

居眠り運転で対向車線のトラックに突っ込んで
亡くなってしまった知り合いがいます。
夜勤明けで疲れていたようです。
もし彼が会社で仮眠していたら、その瞬間トラックが
対向車線にいなかったら・・・。
彼の奥さんも子供も今とは全く違う人生になっていたかと。

ガンで余命何ヶ月、とでも言われなきゃ
自分がいつ死ぬかなんてわかんないですからね。
でも、小心者の私は余命なんて宣告されたらそれだけで
たぶん不安で不安で死んじゃいます(笑

どちらにしても、死んでしまった人間には申し訳ないんですが
生きている人間の「その後」の方が大事です。
長男さんがおじいちゃんの死から成長できたように
生きている人間がそこから何を学べるかなんだと思います。