サンタクロースは、すでに来ていた。

私が少しウザいと思うぐらいのことだったら
まあ許してやろうかと思うのは、
たぶん、罪滅ぼしなんだと思います。

人様にご迷惑をかけないならば、
なるべく自由にさせてやろうと思うのは、
今まで飼っていた犬たちに、
本当に満ち足りた生活をさせられたのか
自信がないからだと思います。

ニコに対して私が少々甘いのは
彼を通して、今までの飼い犬に対する
自分の行いを総括しているんだと思います。



今考えると散歩の時間が短過ぎました。
今考えると御飯の中身が雑過ぎました。
今考えると住む環境が過酷過ぎました。

ニコに比べると歴代の犬たちの散歩時間は
三分の一にも届きません。
ご飯は残飯に味噌汁ぶっかけたもので、
恐ろしいことにたまねぎもねぎも
あげてた可能性大です。
冬には屋外にある小屋に何か温かいものを
敷いてあげるなんてことも皆無でした。

子供の頃は
飼い主としての主導権は無論親にあったので、
私にできることはかなり限られてはいましたが、
それでももうちょっとしてあげられることは
あったんじゃないかと。
中学生、高校生の頃は、犬の散歩よりも
友達と遊ぶほうが重要でしたからねぇ。
一週間犬の顔を見ずに過ごしたなんてことも
ざらにあったんじゃないかなぁ。
外飼いだとそれで日々過ぎちゃうんですよ。



思い出すとまだまだ、反省すべき行動が
山のようにあります。
だから今、彼を半日庭に開放して
好き勝手自由にやらせるのも、

温かい部屋でぬくぬくと過ごさせてやるのも、

タオルを自由にガシガシさせてやるのも（笑

今までのうちの犬たちへの、せめてもの罪滅ぼし。
昔のことを思うと、私はまるで
毎日来るサンタのような飼い主になりましたねぇ。




ということで本日は
ニコへのクリスマスプレゼントにまた今年も

こんなデカいダンボールで届くようなものを
買ってしまった言い訳を
長々とさせていただいたきましたっ（笑

中身が何なのかはクリスマスイブのお楽しみ〜