ページ

2015年10月27日火曜日

犬の写真を好き放題パシャパシャ撮って、思い出を際限なく残せる時代になりました。


昔、写真を撮るということはかなり特別なものでした。
今のデジカメやスマホのように
メモリーに残すのではなく、フィルムでしたからね。
フィルムが高かったし、撮った写真を見るには
現像しなきゃいけませんでした。



カメラでやたら犬の写真撮ってたら
親父に怒られたもんです。
もったいないーって。犬なんか撮るなーって。

それでもって親父の目を盗んでようやく撮った写真が
ピンボケだったりするとガッカリでねぇ。
デジタルのように、撮った写真をその場ですぐ確認する
なんてことはできませんでしたから、
写真屋さんから現像が出来てくるまではドキドキ。
で、その出来上がったピンボケ犬写真を見た親父に、
フィルム無駄にするなーってまた怒られたり(笑

デジカメが普及してきたのはまだまだ
ここ10年ほどですよね。
その前のうちの犬たちは
当然フィルムで撮らねばならなかったので、
親父に怒られたくない私は
なかなか写真に撮ることができず、
今、全くと言っていいほど彼らの写真は残っていません。

今までうちにいた犬たちの写真を全て足しても


この黒い犬のたった3年分の写真の方がはるかに多いです。
この黒いのが亡くなった後、
私は毎日、山のように残った彼の写真を見て
懐かしがって生きていくことになるでしょう。


思い出を際限なく、いっぱい残すことができる。
昔に比べたら恵まれていますよねぇ。



ピンボケでも許されますし(笑

0 件のコメント: