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2016年10月8日土曜日

犬ってヤツは楽しさも辛さも飼い主と共有しようとするらしい。

これは彼の「これで一緒に遊ぶ?どうする?」
という表情です。

少なくとも飼い主はそういう
飼い主に懇願・甘える表情だと思っています。

そんな黒い犬のお誘いに
飼い主が乗らないわけがありません。
ひとしきり一緒に遊びます。

投げて取ってきてを何度も繰り返していると、
ひょいとボールやおもちゃが
冷蔵庫の裏や犬小屋の下なんかの
彼の手が届かないところへ入ってしまうと、
彼はボールの行方を確認してから
その場に佇み、そして必ず私をじーっと
見つめるんです。

「取ってくれ」という表情です。
これも飼い主は懇願・甘えだと思ってます。
でも、正直、「遊ぼう」の訴えは素直に
確信できるんですが、「取ってくれ」の方は
果たして本当にそう訴えているんだろうかと
考えてしまうんです。

同じ「甘え」でも、犬が楽しいことを飼い主と
共有しようとするのはわかるんですが、
困難に立ち向かう時にもそれを飼い主と
共有しようとするのかどうか。


あ、やっぱりこれは飼い主に甘えてるんだ
ということを昨日発見したWIREDの記事で確信。

犬が飼い主に甘えるのは遺伝子のせい:研究結果
「簡単に言うと、犬が受けたテストは解決不可能な課題を利用したものだ。課題は3つの類似の問題で構成されていたが、解決できない問題がひとつ含まれていた」と研究チームは論文に記している。犬たちに与えられた課題は、コンテナに取り付けられたプレキシガラス製のスライド式のフタを開け、中に入っているエサを食べるというものだ。
「3つのフタのうちひとつは固定され、開けることができないようになっていた。これが、この問題における解決不可能な課題である」と研究チームは説明する。「ほとんどの犬が、ある時点で近くにいる人間の方を向き、目をじっと見つめたり近づいて体に触れたりしながら、人間に協力を求めた」

人間と暮らすようになって、少しずつ少しずつ
犬は甘え上手になったということかな。



そしてボールやおもちゃを、彼の手に届くか
届かないかのところまで出してしばらく焦らして、
彼自身になんとかうまく取り出させてから
遊びを再開するのが、正しい飼い主の姿勢だと
思いまっす(笑


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