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2016年9月10日土曜日

もうすぐ誕生日を迎える私に母が意地悪をする理由。

母が入院したのに、夕方病院に見舞いに
行くのを忘れて、会社からそのまま自宅へ
帰ってきてしまった。
夜中になってようやくそれに気づくなんて、
こんな大事なことを忘れているなんて、
俺はなんてバカなんだろう。
母は怒っているだろうな。
ニコにばれないように自宅を抜け出すには
どうしたらいいだろう。
夜中に病院に入るにはどうしたらいいだろう。
どうしようどうしよう。


というところで目が覚めました。
夢でした。
昨夜は涼しい夜だったのに汗びっしょり。
もう30年も前に亡くなっている母は、
一体何を仕返しするために
私にこんな夢を見させたんでしょうかね(笑


来週、私は母と同い年になります。
正確に言うとあともう半年ほど生きないと
母の生きた年月を超えないんですけどね。
とうとう末の子が自分を追い越してしまうので
母は悔しかったのかもしれませんね。

結局その後いろいろと考え始めてしまい
熟睡できないまま朝を迎え、
午前5時半にはニコと上田城にいた私でした。




今猛烈に眠いっす(笑



ニコは来年の誕生日を迎えれば
母ちゃん犬かのんを追い越すことになります。
飼い主と黒い犬は、お互い割と早いうちに
母親を亡くしているんですな。

似た者同士・・・


いや、
私はもうちょっとしゃんとしていますっ。



2 件のコメント:

チョコママ さんのコメント...

私も。

父が高校生の時に亡くなり、30年以上たちました。2年ほど前かな、父の亡くなった時の
年齢に近づくにつれ、なんだか心がぞわぞわとけばだって、なんともいえない日々を
過ごし、気持ちが病んでいる時期がありました。なんだかよくわからないけど、
父の知らない未知の世界に突入するのが妙に怖くて怖くて仕方なかったのです。
超えちゃったらなんてことなくて、いまこうやって元気にしてますけどね(笑)

小さいころからお父ちゃん子でしたが、思春期の、異性の父に対して邪険にしてる頃に
急逝したので、ものすごぉく後ろめたさがあったんですよね。
そんな気持ちを急に思い出してなんともいえなくなっちゃったような気がします。

今年は母の認知症がひどくなって、父のことでぞわぞわしてる暇もないくらい。
諸行無常、何事も常にあらず。なんですよね。
考えても仕方のないことだけど、あの時あんなこと言わなきゃよかったとか、
ああしておいてあげればよかったとか、たまに考えちゃいます。
まあ、そんなこと考えずに今はお母ちゃんのこと頼むよ、って言われてる気がします。はい。

代表取締役 さんのコメント...

私には姉と兄がいるんですが、特に姉は同じ女性ということもあって
母の年齢を越えるときにはやはり複雑な思いがあったようです。
今改めて考えると、こんな年齢で死ななければならなかったなんて
母はかなり悔しい思いをしたんだろうなぁと私も辛くなります。

若い頃なんて大なり小なり親なんてうざったい存在でしかないんで
チョコママさんとほぼ同じような感情を私も持っていました。
亡くなった後は、もっとしてあげられることがあったんじゃないかって
何年も母に対する後悔みたいなものが続いてましたねぇ・・・
5年前に亡くなった父はちゃんと老人になってから死にましたし(笑
私はちゃんと認知の戯言にも付き合ってあげましたし(笑
さほど後悔はなかったりします(笑

今、同級生たちの多くが私より一歩遅れて親の介護や死について
向き合わなければならない立場になっています。
辛かったり悔しかったり、でもいつかは経験しなきゃならないことですから、
やること・やられることすべて受け入れて進んで行くしかないんですよねぇ。