人間の何倍もの速さで一生を駆け抜ける黒い犬と人生の折り返し地点を回ってしまった飼い主から、若気の至りのヤツらに一言。

いつも写真を撮っているカラオケ屋の前に

今朝は救急車がとまってましてな。

救急車の窓を覗くと、カーテンの隙間から

包帯を頭に巻いた大学生風と救急隊員が

何か話をしているのが見えましてね。

酔っぱらい同士の喧嘩でもあったのかな

と瞬間思ったんですが、警察が来てないんで

たぶんすべって転んだか階段から落ちたかの

「単独事故」だったんでしょう。

まあ、さほど大きな怪我じゃなかったみたいで

よかったじゃないの。

歯が抜けるんじゃないかってぐらいの

全力の引っ張り合いは影を潜めました。

全力疾走もなかなかないもんだから

フライングドッグは相変わらずの迫力不足。

これ、走って帰ってくる途中で

おもちゃ落としちゃった瞬間ね。

油断してるな。全力じゃない証拠だな（笑

ハシャぐことがなくなったわけではないけど、

ハシャぎかたの質が変わりましたね。

特に夜自宅での様子を見てるとよくわかります。

子犬の頃の

喧嘩に近い力任せの大ハシャギじゃなく、

飼い主の様子を見ながら一緒に楽しむ遊び方

に変わってきてる感じです。

学生はもう春休みですかね。

学年が変わるときは何かと浮足立つもんです。

若さで突っ走って力任せの大ハシャギ、

やめろと言ってもどうせやめないだろうから

せめて大きな怪我をしないよう

くれぐれも気をつけてやりましょうね。

少年から青年、そしてあっという間に

中年にさしかかり、

既に一生の約三分の一近くを生きてしまった

黒い犬と、

既に一生の約三分の二近くを生きてしまった

飼い主からの、

青二才どもへのメッセージでございました（笑

黒い犬、飼い主ともども威厳がなくでダメだな。

(^o^;