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2016年5月15日日曜日

「忘れてたこと」って、実は心の奥に引っかかっていたことなんです。じゃなきゃ思い出して口にしません。

そうそう、忘れてました。
5月7日に書いた
ニコの右耳の腫れのことなんですけどね。
http://niko-senmu.blogspot.jp/2016/05/blog-post_7.html


薬をつけ始めて3日で赤みがほぼなくなり、
5日ほどで全く元通りに完治。

なんか現代の医療ってすげぇ。
逆に怖い・・・。



そうそう、忘れてました。
私の24時間心電図の結果、
金曜日にようやく聞きに病院へ行きました。
結果、「不整脈は多少あるものの
治療するほどのものではありません」
だそうな。

まぁ、ひと安心なんですけどね。
だからじゃあ今も時々ある胸の圧迫感は
一体何が原因なんだよって話で・・・。

なんか現代の医療って大したことねぇ。

前に、横腹の痛みの原因も
結局分からなかったとき、これからは
自分に自分は健康だと言い聞かせて
生きていくことにします、と書きましたが、
今回も一抹の怖さを残しながら、ますます
私は自分に自分は健康なんだと
念を押して生きていくことにしまっす。




病院の受付で会計を待つあいだ、
後ろに座ったおばあちゃんと
その娘さんの会話がなんだか楽しくてね。
おばあちゃん、どうやら認知症のようで、
自分ち改築したらトイレが広くなりすぎた
って嘆いてるんですが、娘さんは
うちは改築なんてしてないよーって(笑

認知症の年寄りとずっと一緒にいると
妙に心がギスギスしてくるもんですが、
この娘さんの口調が優しくてね。
5年前、父が妄言を言い出したとき、私は
こういう優しい口調で対話できてたかなぁ
ってちょっと反省。

突然父が
岐阜に家建てた!って言い出したときは
そっか、これからは岐阜県民じゃん!って
言いましたけどね(笑

現代医療の進歩でいつの日か認知症が
克服されればいいなとは当然思いますが、
こういう「妄言」から、その人が今まで
どういうことを考えながら生きてきたのか、
本人も忘れていたような本音を
深読みしてみるのも結構面白いもんです。


2 件のコメント:

チョコママ さんのコメント...

チョコママです。
認知症の話題が出たので出てきちゃいました。
心のギスギス・・・急な認知症進行のピッチにこちらの心がついていけず、随分母にはきつくなっちゃったなぁ、と反省。
優しく柔らかく暖かく、認知症の人にはいつでもそんな風に対応できたらなぁ、と思うのですが・・・。ヘルパーの勉強した自分なのに、母にはそれができないですねぇ。
うちで預かった時、家を出てすぐのとこに店があるからそこでパンでも買ってきてよ、もうちょっと向こうのお店で何か頼んでよ、っていうんですよ。でも、今の私の家でもそうだし、実家でも、今まで私たちが母とくらしてきた家でもそんなところはなかったんです。記憶をどうたどっても、ありえないんです。
なんとなくぴんときて、叔父に連絡を入れたところ、母が子供の頃住んでいた所は、通りの向かいに化粧品屋、八百屋(パンとかなんでもおいてる雑貨屋に近い)、少し行くとよく店屋物をとってたお店があったんだそうです。「ねえちゃん、そんな昔のことよぉ、覚えとるんだなぁ」と叔父が感心してました。

そのおばあちゃんもきっと、今まで暮らしたどこかの家のことを話しているんでしょうね。
「妄言」は決して「ウソ」ではないんだと思います。いつか思っていた希望なども入っているのかも。社長さんのおっしゃるように、その人のいきざまがかいまみれますよね。

駐車場で車を出そうとした時、横から来た歩行者がゆっくり歩いているのを見て「もう、車発車しちゃいなさいよ。ひいちゃっていいから」という母の発言には目玉がとびでましたけど(笑)

代表取締役 さんのコメント...

チョコママさん こんにちは~

わかりますわかります。
なんでこんなおかしなこと言うようになったんだって
腹立たしさが先に立ってしまって
どうしても注意する口調になっちゃうんですよねぇ。
うちの場合は耳が遠かったもんだから
もう私が四六時中叫んでるような状態になって、
ホトホト疲れると同時に、父に対して厳しいこと言う
自分が本当にイヤになっちゃってねぇ・・・。

他人同士の方がうまくいくみたいですね。
親子だとどうしても感情が邪魔しちゃうようで。

父はたぶん、岐阜に家を建てたかったんだと思います。
女房(私の母)の出身地でもありますから。
チョコママさんのおっしゃる通り、
「妄言」ではなく昔々心に秘めていた「本音」が
何かの拍子に出てくるものなんでしょうね。

だからきっと、チョコママさんのお母さんには
車でひいちゃいたい人が7、8人いるんだと思いますヨ(笑