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2014年12月21日日曜日

ペットロボットは手間がかからないからつまらない

昔、アイボ(AIBO)っていうのがありましたね。
ペットロボットというジャンルを確立した
ソニーの子犬型ロボットです。くわしくはWikiで。

今でも根強いファンはいるそうですが、
アイボが犬に取って代わってしまうほど
ペットの主流にならなかったのは、
その意外性のなさと手間のかからなさ
だったんじゃないかと思うんです。

犬はいつも
人間の思い通りに動くわけじゃないです。
時々、飼い主の想像を超えた行動をするからこそ
犬は一緒にいて面白いんです。

犬はとってもメンドくさいです。
毎日散歩に行かなきゃいけないし
うんちの始末もしなきゃいけません。
でも、そのメンドくささが
犬との繋がりを深めていきます。

意外性があるからこそ、手間がかかるからこそ
ペットって存在が成り立つんじゃないかと。
ペットロボットはメンドくさくなったら
スイッチを切ることができちゃいます。
このスイッチの存在が、ペットロボットを
いつまで経ってもペットではなく
単なるロボットにしているんだと思います。



昨日夕方の散歩は雨でした。
雨の散歩は本当にメンドーですよね。
傘片手に一緒に歩かなきゃいけないし、
うんち処理するときは手際よくやらないと
雨に濡れるし。
帰ってきたら今度はびしょびしょの黒い犬を、
タオルでガシガシ拭いてやらなきゃいけないし。
タオルに戦いを挑んでくる黒い犬の攻撃を
巧みにかわしながら拭くのってホント大変・・・

でも、このタオル攻撃って
彼自身もけっこう疲れるらしいです。
雨の散歩をした日の夜はいつも寝てばかりで
恒例のオオハシャギはないか、あってもほんの少し。

昨日も遊ぶのはそこそこに、
買ったばかりの私の赤いウォームイージーパンツを
よだれでがびがびにしながら突っ伏して寝てました。


メンドくさい存在ですが、だからこそ面白いです。
メンドくささを受け入れられない人は
ペットなんて飼ってはいけないっ!
よだれがびがびを受け入れられない人は
ラブラドールを飼ってはいけないのデスッ!(笑



ペットロボットはだいぶ前から、
介護の現場でお年寄りに癒しを与えるものとしても
活躍しているようです。
いつか黒い犬がいなくなった後、年老いた私が
お世話になる日が来るのかもしれませんねぇ(^o^;



あ、
こういうのもありました。
こうなってくるともう
ペットロボットとおもちゃの境がわからない・・・

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