幸せな4才が、そのまま幸せな8才になれるとは限らない。

私と黒い犬の毎日の朝の散歩は、午前5時に
自宅を出発して1時間ほど市内をうろついてから
帰ってくるのは自宅ではなく会社です。
午前6時過ぎ、体を拭いた彼は会社2階の庭に行き
朝ごはんを食べ、階下の道路に異常がないか
しばらく見張りをした後、小屋に入って寝ます。
暑い夏も寒い冬もこのスケジュールです。

この午前6時過ぎという時間なんですが、
夏は部屋にいるよりも外にいた方が涼しいので
彼も快適だと思うんですが、問題はこれからの
寒い季節です。
午前6時頃っていうのはどの地域でも大抵
一日のうちの最低気温が出る時間帯です。
冬の一日の一番寒い時間を野外で過ごすわけで、
4才の今は問題ないでしょうけど、これから
どんどん年齢を重ねてじいちゃん犬になった時
果たしてこの生活スタイルでいいのかどうか
今から考えておかなきゃなぁと思っています。

庭という場所は、
彼にとって自由を謳歌できる楽しい場所です。
毎日散歩の後、一目散に階段を駆け上がって
庭に入っていくのを見ていると
庭が彼にとって第二の自宅なんだということが
よくわかります。
いや、下手をすると自宅よりも大切な場所かも。

そんな場所に行けなくすることを、これから
彼が高齢になった冬の朝に躊躇なく実行するのも
飼い主の責務かなぁと考えています。
階段をのぼる、おりる、も不自由になった時
彼の居場所はどこが一番いいのか、
考えてると頭痛くなってきますけどね。

飼い主も黒い犬も順調に年をとってます（笑。
どうやらこれからもきっちり一年に一才ずつ
年をとっていくらしいです。

あっという間に4才になったので、きっと彼は
あっという間に8才になります。
幸せな8才にしてやりたいんです、飼い主は。