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2015年11月18日水曜日

高齢になっても犬を飼い続けられるような社会になるには、やっぱりアレが必要だった。

昨日からこんな話ばっかですが・・・
今日の東洋経済オンラインにこんな記事。

なぜ飼い犬が減り、飼い猫が増えているのか

原因は猫よりも犬の方が飼育費が高いことと、
共働き、住宅事情、そしてやはり
飼い主の高齢化ということのようです。

記事では飼育費118.5万円となっていますが、
大型犬はもっとかかりますからねぇ。
ちなみにうちの黒い犬の生涯飼育費はこちら

高齢化は私にも他人事ではありません。
私にとってこの黒いのが生涯最後の犬と思っています。

ただ、社会の高齢化が進む中で
ペット業界もいろいろ考えているようで・・・
パネルディスカッションで司会を務めた越村義雄ペットフード協会名誉会長は「日本の個人金融資産1700兆円のうち半分は70歳以上が保有している」と指摘。高齢者が犬を中心とするペットを飼い続けられる体制作りに向け、「業界として、色々な提案を考えないといけない」と力説した。
まあ、高齢者になった私はたぶん
ペットフード協会のおっさんが期待するほど
高額金融資産保持者じゃないでしょうけど、
心配なく犬を飼える環境が整っていれば
やっぱり飼い続けていきたいですねぇ・・・

シンポジウムには太田教授も参加。犬の散歩が高齢者の心身に好影響を与えるとの実験結果を示した。ペット飼育によってドイツでは7547億円、オーストラリアでは3088億円の年間医療費が抑制されたとの報告も紹介した。スイスでも、犬と猫の飼育には明らかに医療費を削減する効果があったとの調査結果が得られたという。
そうです。
犬を飼ったら散歩しなきゃいけないんです。
半強制的に毎日ウォーキングです(笑
これからの高齢化社会、
全てのお年寄りが健康に過ごしていくためには、
毎日少しでも体を動かすことが必要なのです。
出不精になってしまう年寄りを無遠慮に
ウォーキングに誘う哺乳類が必要なのデス。

大型犬を飼ったら最低でも一日5kmです。
理想は10kmですが、そんなに歩いたら
年寄りは逆に健康を害する可能性もありますから
それは気をつけましょうネ。


高齢の飼い主の不安を解消するこんな制度も。
1995年に国内初のペット保険を発売した企業、日本ペットオーナーズクラブの創業社長の野川亮輔氏も出席。「英国ではベット保険の普及率が30%近いが、日本では4.7%。もっと普及させなければ」と強調。高齢の飼い主が生前、信頼できる医療機関などに犬や猫を預けて終生の世話を託せる「ペットあんしんケア」制度を導入したと説明した。
いいじゃないのいいじゃないの。
こういう制度があれば
心配なく、生涯犬と暮らしていけるんですよ。
あれ?
そういえば私、この信託制度、
前にも紹介したような・・・
ただ、制度の詳細を見ると最も安い小型犬・猫で、基本料350万円のほかに年間65.7万円の預かり料が必要。価格設定が強気過ぎる気がして野川氏を直撃したところ、飼い主が加入する生命保険の活用を想定しているとのことだった。今年4月に募集を開始したが、現時点で預かり契約の実績はないという。
思い出した。
そうそう高いんだわ、これ。
そりゃ預かり契約一件もないはずだよ。

百歩譲って年間65.7万の預かり料は飲み込むよ。
たぶん大型犬はもっと高いんだろうけど
いいよ、飲み込むよ。
でも、この基本料350万ってなんの基本よ?
どんな算出の仕方よ。
メルセデス・ベンツA180一台分って何でよ?
ベンツに例えるってオレもどうなのよ(笑

飼い主の生命保険の活用だぁ?
金か、やっぱり金なのか。
まさに、飼い主ジゴクの沙汰も金次第、だわなー



なんだか今日は、朝から憂鬱になっちゃったわさ。

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