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2017年1月24日火曜日

飼い主の甘ったるい言葉は、黒い犬には響いていない。

お上品にロープのオモチャでお遊びになる
ニコおぼっちゃま。

クロスした前足に育ちの良さが
にじみ出ておられますねおほほほ。


こういうポーズをしている黒い犬を見たとき
飼い主は大慌てでカメラを取り出し、
かわいいー。
いいこだねぇ。すごいねぇ。
とか、褒めまくりの甘ったるい声をかけて
少しでも長くそのポーズを続けさせて、
できるだけ多くの写真を撮ろうとします。

ハタから見たらかなり恥ずかしい場面ですが、
飼い主は大真面目、というか
ごくごく日常、普通のことなんですよね。

外でニコに思いっきり赤ちゃん言葉
(ワンちゃん言葉)で話しかけていて、
ふと近くに人がいることに気がついて
すっごく恥ずかしい思いをしたことも数知れず
(^o^;


ところが
こういう甘ったるい言葉をかけることは、実は
「子犬に対しては正解、成犬には伝わらない」
なんだそうです。

今朝出たこんな記事。

飼い主の「ワンちゃん言葉」に犬はうんざりしてる?
ヒトの赤ちゃんをあやすように、否、それ以上に甘ったるくデレデレの「ワンちゃん言葉」で愛犬に話しかける飼い主。子犬はともかく、成犬はそんな親バカな飼い主を、実はさめた目で見ていた...という衝撃の事実が、科学的に証明されました。

ぐぬぬぬ。
さめてやがったか・・・。
さめた目で見ていたのは周りの人間じゃなく
当の犬自身だったのか・・・。


この研究からわかったことは、犬の行動よりも
むしろ人間の行動についてだそうで、
人間って、言葉を返せない相手、相互に会話を
交わすのが困難な相手と話すときに
赤ちゃん言葉を使うんですって。
お年寄りと話すときにも赤ちゃん言葉になるのが
そのいい例だとか。
なるほど。確かにそうですね。
介護職の方はよくわかるんじゃないですかね。


誰かが、私に赤ちゃん言葉で話しかけはじめたら
自分のボケに警戒しないといけませんね。
とりあえずさめた目で見返してやりましょうかね(笑

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