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2014年11月14日金曜日

街路樹はいらないという地域の事情と、生えてればなんでもいいという飼い主の事情。

街路樹は全部切ってしまうべきではないか
という議論が、うちの自治会周辺に出てきています。


「落ち葉の掃除が面倒とか言うんだろ。
そんな理由で街の緑を失くすなんてとんでもない」
って思うかもしれませんが、事情はちょっと違うんです。
もっと深刻といってもいいのではないかと。

うちの自治会は上田市の中でも高齢化率がかなり上位です。
ひと昔前だったら支障なくお掃除ができた住民も、
みんな体が思うように動かなくなってくるお年頃。
子供達も他の地域に出て行ってしまい、
落ち葉を片付けたくても
思うように片付けられなくなってきてるんです。
ピーク時にはかなり大量の落ち葉が毎日出てきますからね。

それに加えて、上田市の台所事情。
これからもずっと、何十本ある街路樹に必要な
剪定にかける予算が毎年ちゃんと確保できるのか?
って話もあります。歳入が好転する要素は見当たりません。
ほったらかしていれば、木はあっという間にデカくなって
落ちてくる葉っぱも実もどんどん増える悪循環です。
手厚い行政サービスがこれからも未来永劫続いていく、
なんて簡単には考えられないご時世です。

だから今のうちに全部切ってしまったほうがいいのでは 、
ということなんです。
木の根が太くなって通りのタイルを持ち上げてしまって、
デコボコで歩きにくくなっている箇所もかなりあります。
それを直す予算も気も上田市にはないようですが、
これをいつまでも放置していれば、観光客から
歩きづらい街並というレッテルを貼られる可能性も・・・

高齢化、市街地の過疎化、インフラの老朽化、歳入不足。
そして真田丸が始まるまでに、
急激に増えるであろう観光客に満足してもらえるような
景観づくり町づくりもしなければなりません。
果たして上田市は
その劇的変化を成し遂げることができるんでしょうかね。




劇的変化はやっぱりムリでした。
夏を過ぎて、残った庭の芝は結局これだけ。
高麗はほぼ全滅、常緑の西洋芝がちらほら。
一面芝、を目指したのにほぼ一面雑草が這う庭となりました。

まあ、なんにせよ植物が生えて土を覆ってくれていると
黒いモグラが活動しないのでありがたいんですけどネ(笑


午前6時の気温が−0.8℃まで冷え込んだ今日に打ってつけの
お寒い話題をお伝えしましたー

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