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2014年5月15日木曜日

老犬介護問題は、いつか必ずうちにもやって来やがるのだ。

ニコの前に飼っていた柴犬の3代目チビは
病気で亡くなりました。
背中からのど元に転移した
肥満細胞腫が腫れ上がってしまい、
最後の一週間はさすがに苦しそうで
飼い主としてもつらい時間を過ごしました。


世間では今 犬も長生きになってきて
老犬介護
という問題が深刻になりつつあるようです。
チビの時は老化ではなく病気でしたし、
動けなくなってから
かなり短期間で最期を迎えてしまったので
その時は私も家族も
介護らしい介護は経験していません。


これから必ず発生するであろう
年老いたニコの介護問題。
現在は一人と一匹暮らし状態ですから
介護するとなったら私一人で
体重28kgのおじいちゃん
の面倒を看ることになります。


おもちゃで遊ぶ寝たきりおじいちゃん ※想像図(笑


会社の庭は2階ですし、自宅は3階。
おんぶして上げてやるのか、
それとも居住環境を1階に移すのか。
1階室内は今のところ
彼が常時居られる場所はないし。
かといって外ってわけにもいかないし。
老犬だから温度管理もしてやるべきだろうし。

等等等・・・


これまで何度も
シミュレーションしたことあるんですが、
考えれば考えるほど憂鬱になります。

で、その都度達する結論は
今から十年も先の心配してどうすんだっ
なのです(笑

まだまだしばらくは
楽しいことだけを考えて
一人と一匹で力強く生きていこうと思いますっ
はいっ



こんな記事見つけました。
「ひまわり」は、日本初の大規模老犬介護ホーム。老齢になり介護や介助が必要な犬や、自らの病気や高齢化などで飼い犬を手放さざるを得ない飼い主から愛犬を預かる施設だ。従来のペットホテルや類似施設と異なり、老齢や病気、障害などで介護が必要な個体でも、長期間預かり、終生介護を引き受けるという。

姨捨山的な施設にならないことだけを望みます。

2 件のコメント:

ママン さんのコメント...

こんにちは~

それは私も考えています。
というか 経験していますからね。

先代犬かりんは 老衰でお星さまになりましたが
日中はひとり介護でした。
フードは離乳食にしたり 抱き上げてトイレ(21㎏)に連れていき
最期は圧迫排尿でした。
日向ぼっこさせたり 身体はドライシャンプー。

2週間でしたが 辛い悲しいというより
介護を楽しみましたよ。
与えてくれた癒しの年月の恩返しと考えまして・・・
何だか書いている内に涙が出てきました。

体調の悪い時の散歩や
イタズラに コンニャロー!と思う時もありますが
短い犬生ですもの うんと楽しもうと思っています。

よほどの事情がない限り
老犬介護ホームは考えたくありませんね。

代表取締役 さんのコメント...

ママンさん、こんにちは~

「介護を楽しむ」というのはいいですね。
チビ病気でわずか7歳だったので
とても「楽しむ」というわけにはいきませんでしたが、
老衰であれば最期の時間をゆっくり共に過ごすっていう感覚で
心静かに送ってあげられるかもしれませんね。

今までうちにいた犬たちで
私に死の瞬間を見せてくれたのはこの三代目チビだけ。
ほかの犬たちは、私のヘタレぶりを知ってたんでしょう(笑
みんな私がいない時を見計らって旅立っていきました。
うちの犬たちはいい子ばかりでしたねぇ(^o^;

老犬介護施設っていうのは、やむを得ぬ事情で介護ができない人
のためだけの施設であってほしいですね。
記事にも書きましたが
人間にとって都合のいい姨捨山状態には絶対してほしくないです。

そういえばママンさんの前のブログに
おばあちゃんが「最後」の入院の前に飼っていた猫を安楽死させた
っていうお話があったじゃないですか。
あれは猫でしたが、ペットの介護施設はそういう飼い主さんに
いろいろな選択肢を提示できるという意味で有意義なんだと思います。