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2013年7月22日月曜日

忘れるということ

ニコと朝の散歩をしている時、よくお会いする
ウォーキング中のご夫婦がいます。

このご夫婦、昔うちの会社の
お客さんだった方です。


当然、あいさつを交わします。
「おはようございます」
「おはようございます」

そのあと必ず、旦那さんが小さな声で
奥さんにこんなことを尋ねているのが
聞こえてしまうんです。

「あの人誰だっけ?知ってる人だよね?」

どうやら、私の事をお忘れのようで。
確かお歳はもう80を越えている方です。
「老人特有の症状」でしょうかね。
醸し出す雰囲気も前とはかなり違ってますし…


まあそんなこともありますよ。
何かを忘れる。誰なのかわからない。
うちの父は亡くなる3カ月ほど前から
一気に認知の症状が進んでしまいました。

年をとってもハッキリとしてる方、そうでない方
いったいどこでその差がついてしまうんでしょうね。
できることなら、
自分はいつまでもハッキリとしていたいなぁ
と思うんですけど…

自分の生きてきた道を忘れてしまうってことは
苦しいもんですかね?
イヤなことも忘れられるのなら
むしろ楽になれるものなのかもしれませんね。




ベル

チロ

チビ(初代)

ケン

チビ(2代目)

チビ(3代目)

私が物心ついてからの
うちの歴代の犬たち。

よしよし大丈夫だ。
まだ憶えてるぞ(笑




えーっと
キミ誰だっけ??


2 件のコメント:

ママン さんのコメント...

こんにちは~

義母ちゃんは よく
「ボケたらどうしよう。
 ボケたらママンに迷惑かけるから」と
口癖のように言います。

ママンは明るく
「ボケたらボケた事を知らないから
 幸せなことじゃない?」
って言っていますが いずれ我が道ですね(汗)

社長さんも小さい頃からワンちゃんと
過ごしてきたんですね。
絶対に忘れませんよね。
想い出がいっぱいありますもの。

ニコ専務さ~ん
しっかり社長さんの記憶に残るように
お仕事を頑張って下さい(笑) 

代表取締役 さんのコメント...

ママンさん こんにちは~

父の場合、認知がひどくなってから
ほどなく旅立ってしまったので、私は
それほど介護に悩まされたわけではありません。

むしろ妄言とも言える言葉の中に、ちょこっと
見え隠れする父の本音を苦笑いしながら聞いてました。

兄弟の中で、この父の言葉を真正面から受け止めたのは
私だけなので、今ではいい経験だったと思っています。

うちの犬ってチビばっかですよね(笑

私は憶えてないんですが
幼稚園児だった私は、ベルが振った尻尾に
倒されて大泣きした事があるそうです。

そんな小さな頃から犬たちとはほぼ合い間なく
生活してきましたが、3代目チビを病気で亡くした時
もう犬は飼うまい、と固く誓ったんですけどねぇ…

今、なぜか目の前にいるんですよ。
うち史上、最大の犬が…(笑