隣は何をする人ぞ

ニコがうちに来て、毎朝散歩するようになって
近所の様子があらためてわかるようになりました。


ココのうちは朝が早いとか、
ココのうちはいつもこの時間水撒いてるとか。

新築してるなあとか、改築してるなあとか、
ココは空き家なんだなあとか、
空き家だと思ってたら人が住んでたとか。

ある公園は夜
わけえもんのたまり場になっているようで
朝はお菓子の袋やら空き缶やらでゴミだらけ。
でもそのゴミを毎日近所のおじさんが片付けてるとか。

そしてその公園はホームレスが寝場所にしていて
そのホームレスは朝6時前に他の公園に移動するとか。



管理が行き届いているようなのに
全く人の気配がしない家が近所にありました。

ここのおじさんは私の父もよく知っている人でした。
でもそのおじさんをいつの間にか見かけなくなり
その家から人の気配がなくなりました。
それはもう10年近く前です。

おじさん亡くなったんだろうなぁ、と長い間思ってました。
その後も時々、娘さんのような人がその家に来て
管理しているようでした。

そしたら先日突然、その家の玄関に「忌中」の文字が。
どうやらずっと施設に入っていらしたようです。
新聞のお悔やみ欄に載ってました。90歳とありました。



日ごろからおつきあいがなければ
隣人が何をしているかなんてわからないものですよね。
昔の長屋じゃないんだから…
希薄と批判するのは簡単ですが
近所づきあいって、けっこうメンドくさいのも確かで。






さて、昨日開けやがった大穴。
塞いでやりました。さつき植えてやりました。

さあどうだ、こんちくしょー！