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2021年11月1日月曜日

【11月1日:犬の日】なぜ犬を飼うのか。癒しだけを求めちゃいけません。

犬を飼ったことのない友人からすると
犬と暮らしている私の生活は、どうやら
苦行に見えるらしいです。
どんなに自分の体調が悪かろうが、
台風だろうが大雪だろうが、必ず毎日
行かなければならない朝4時からの
一時間半の散歩、夕方の一時間の散歩、
2回の食事、1回のおやつ、牛乳タイム、
うんちの処理、狂犬病・ワクチンの注射、
フィラリア・ノミダニ駆除の投薬、
抜け毛の処理、洗髪、などなど。
改めて書き出してみたら、こりゃ確かに
苦行だわ(笑

「待て」の苦行を経て、このあと美味しい
リンゴをゲットしたニコさん。


時間的にも、身体的にも、金銭的にも
少なからず犬の存在は人間にとって負担
がかかります。
家族がいた頃はそれなりに負担を分担
できたんでそれほど責任は感じません
でしたが、ニコを迎えたのは一人暮らし
になってからなので、全て一身に背負う
ことになりました。
加えて、大型犬は初めてだったので、
正直最初の頃は戸惑うことも多かった
です。
運動量の多さ、力の強さはそれまで長く
飼っていた柴犬とは比較にならないほど
強かったですからねぇ。

ただ、慣れってもんは恐ろしくてですね。
今、苦痛は全く感じていません。
ある意味もう悟りを開いちゃってます。
今朝は原因不明の頭痛を抱えながら
まだ暗い午前4時から散歩に出たんですが、
ニコと歩いているうちにその頭痛がいつの
間にか消え去り、いつも通りのコースを
普通に一時間半歩いて、うんち二回分を
肩掛けバックにたずさえて、何事も
なかったかのように帰宅したのでした。


なぜ犬を飼うのか。
実は私、よくわかりません。
子供の頃から近くにずっと犬が居たから
私にとってそれが普通なだけです。
ただ一つだけ言っておきたいんですが、
このコロナ禍、動物を飼うことが癒しに
なるとかで犬や猫を飼い始めた人が多いよう
ですが、癒しなんてそんな甘っちょろい
ものだけでないことは確かです。
飼い始めた以上その犬が天寿を全うする
まで見守り続けることが、飼い主として
最低限しなければならないことです。
この機会に飼い始めた人たちにその覚悟が
あるのか、ちょっと心配です。





昨日車を運転中、後ろを走ってる車の
助手席に白い垂れ耳の犬が乗っているのが、
ふとバックミラー越しに見えましてね。
ニコは後部座席にしか乗ろうとしないので
助手席に乗ってくれる犬を羨ましく思って
一体どんな犬種なのか、目を凝らして
確認したんですが・・・。

助手席に座っていたのは白い犬ではなく、
白髪のちっちゃいおばあちゃんでした。
(@д@)
サイドの白髪が垂れ耳に見えてしまった(笑
すまねぇばあちゃん、犬扱いして。


犬の飼うことより親を介護することの方が
よっぽど苦行だわ。
父の介護を一人でしてた私からは以上でっす。

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