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2021年11月14日日曜日

私が大嫌いなヤツが連れてる犬はニコも大嫌い。


それは今までに何度もすれ違ったことの
ある柴犬でした。
ニコはその柴犬をさほど意識することも
なく通り過ぎていたんですが、その犬の
飼い主は伸縮リードをかなり長くして
散歩していることが多く、私はいつも
気になっていたんです。
ある時見通しの悪い角を曲がると、突然
その柴犬が現れました。
飼い主はそのはるか後方。
案の定リードをかなり伸ばしたまま奴は
散歩していたんです。
その時ニコは、ちょっと唸っているその
柴犬に瞬間びっくりしたものの軽くいなす
ような態度だったんですが、私の方が
ブチ切れましてね(笑
「リードそんなに長くしてんじゃねぇよ。
危ねえだろ」って私、怒鳴ったんです。
お互いの犬の腹の虫の居どころが悪ければ
即噛みつき合いの喧嘩になってもおかしく
ない状況です。
怪我でもしたら大問題になってお互い損
ですからね。
だから私は、犬も人間も危険にさらす
可能性がある伸縮リードを使ってるヤツ
が大嫌いです。

そんなことがあってからは、その飼い主
リードをなるべく短くして散歩するよう
になったんですが、その柴犬に会った時の
ニコの態度がそれ以来激変しましてね。
会うたびに、飛びかからんばかりにすごい
勢いで吠えるようになってしまったんです。

私の感情がニコに伝播してしまったとしか
考えられないような変化でしてな。
ボスが嫌いなヤツが連れてる犬はオレも
嫌い、って感じ。
相手の柴犬よりコーフンしているので
事情を知らない人からは、大人しく犬の
散歩をしている人に一方的に吠えまくる
凶暴な大型犬に見えるでしょうねぇ(;´Д`)


こんな風に飼い主の感情が犬に伝播する
なんてことあるのかなぁと思っていたら
ナショナルジオグラフィックにこんな
記事。
ストレスや緊張が双方向に伝染することを示唆する例として、リード装着時の過剰な反応がある。リードをつけて散歩しているときに、愛犬がほかのイヌや人、車に向かってほえたり、うなったり、突進したりすると、飼い主は恥ずかしい思いをしたり、ストレスを感じたりして緊張し、それがイヌの恐怖心や不安感をさらにあおることがある。それがまた「イヌが再び同じ行動をとるきっかけとなり」、そこから何度も同じことを繰り返すようになる可能性もあると、ユーデル氏は言う。

どうやらリードから私の「負」の感情
がニコに伝わっちゃったようです。
ニコが常に優しい犬でいるためには、
散歩中は飼い主が何事にも動じず
いつも明るく寛容な気持ちでいなきゃ
いけないんですかねぇ・・・。
そりゃ無理だわー┐(゚〜゚)┌




「資源ゴミに出すためにペットボトル
いちいち潰さなきゃいけないの、面倒だ
なぁ」という飼い主の気持ちを察知した


ではなく、単に噛んだときの感触と
「ペコペコ」という音がうれしい犬。

2 件のコメント:

ぴょんこ さんのコメント...

はじめまして。
我が家の先代犬といっしょですね。
オフリードのゴールデンにいきなり飛びかかられて以来、我が家がそのお宅を警戒するようになったため、犬も吠えて警戒するようになりました。
まあ、飼い主ごと転ばされる状況だったので無理もないのですが、他のゴールデンにはなかった警戒が出たということは飼い主の負のエネルギーが伝わってしまったとしか思えませんでした。
私もフレキシリード?は嫌いです。飼い主の遙か前方を歩き車道を横切るのを見るたびハラハラします。

代表取締役 さんのコメント...

ぴょんこさん、こんにちは~。
そうなんですよ。
伸縮リード(フレキシリード)を伸ばし放題伸ばして歩いていて突然何かに驚いて、犬が車道に出たらどうするつもりなんだと。
近くを歩いている人に飛びかかったらどうするんだと。

実際この柴犬は今までに何度か他の犬に嚙みついたことがあるそうです。
ニコが仲良しのシロ君も一度襲われて、それ以来この犬と飼い主が見えるとシロ君の飼い主さんはほかの道に避難するそうです。

でも、犬には罪はありません。
コントロールできない状況を作ってる飼い主と伸縮リードが悪いんです。
そもそも伸縮リードはトレーニング用なんですから、ホームセンターで散歩用として売っていることも間違ってると思うんですけどねぇ・・・。