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2023年6月11日日曜日

別の手術と針生検になりました。


今ニコさんを病院に置いてきました。ただ、状況が少し変わっています。結論からいうと、小腸の手術は今回も回避です。その代わりに全身麻酔で針生検を行います。針を患部に刺して組織を取って検査に回します。

手術が回避されて針生検に変わった理由は、この一ヶ月ほど嘔吐も下痢も全くないこと、全然元気なこと、異常部分が発見から半年近く経っても全く大きくなっていないこと、そしてなんと溜まっていた腹水が完全に消えていたことです。腹水、本当に見事に消えてました。
もちろん異常部分は確実に存在し続けているんですが、先生は、もし自分ちの子だったらこの状況ではお腹は開かないですねっていうんです。この先生、消化器官の手術に関しては評判も実績もあるんですが、ニコの今の状況なら手術よりもまずこの異常部分が果たして何なのかをはっきりさせたほうがいいのではないかと。
この異常部分が、腹水が消えたことで当初診断していた「穿孔(穴が空いていること)」ではない可能性が出てきて、針生検ではっきりと穿孔ではなくリンパ腫と分かれば、手術せずステロイドや抗がん剤で対処できる可能性もあるということでした。もちろん他の病気の可能性もあるわけですが、いずれにしてもこの異常の正体を確認しておくことは今後の治療方針の役に立つわけです。

もちろん私は、今日は手術してもらう覚悟で行きました。異常部分を取り去ってもらおうと決意してました。でも、腹水が完全に消えていることで迷い始めました。先生と30分以上話し合って結論を出しました。私の後に診察を待っていた人たち、イライラしてたと思います。でもしっかり納得する結論を出したかったんです申し訳ないです。

そして実はもうひとつ、これまで公にしてなかったニコさんの他の健康問題があったことも今回の判断に影響してましてね。
ニコさん、前立腺に嚢胞が見つかりましてね。これを解決するには去勢手術一択ということで、今日彼は全身麻酔で針生検と去勢をしてもらうことになってます。
10才11ヶ月にしてタマタマ取ります。これに関しては若い頃に去勢手術しなかった私のミスです。何度もタイミングを逸してしまった私が悪いです。

手術なら一週間ほど入院でしたが、今日か明日には帰ってくることになります。
またもや右往左往した飼い主でしたが、今回の結論が大正解だったと数年後に思えるものになるといいんですけどね。


取り急ぎご報告まで。

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