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2021年4月23日金曜日

昨日ニコさんは、左目のイボの処置に耐えてすごくがんばったのです。

昨日は獣医さんに行ってきました。

口の炎症は無くなりました。
先生からももう大丈夫でしょうとの
お言葉をいただき、まずはひと安心。
残るは左目尻のイボをどうするかです。


対処の仕方について色々先生から提案
がありました。
まずはひとつめ、「放っておく」。
あくまでもイボですから腫瘍のように
体に悪影響はないので、これ以上
大きくならない限り放っておけば?
というものでした。
でも、結構頻繁にこのイボが眼球に
当たるようで、左目だけものすごく
目ヤニが出ちゃってる時があるので、
飼い主としては「放っておく」のは
あまり気が進みません。

ふたつめは「全身麻酔で手術」。
この方法が一番確実で再発もないけど、
9才弱という年齢の犬に全身麻酔まで
して取らなければいけないものとは
なかなか思えない、という先生の正直な
ご意見。
全身麻酔について安全は保証します、と
おっしゃってはもらえたんですが、ただ
術後のカラーは必須、そして高齢の犬が
全身麻酔をしたあと急に老化が進んで
しまう事例もあるという説明があり、
カラー大っ嫌いでシニアに片足突っ込んだ
ニコさんに手術を受けさせるというのは
やはり私としては躊躇してしまいます。

さてどうしたもんかと私が迷っている
時に先生からみっつめの提案が。
「イボの根元を糸で縛って自然に落ちて
しまうのを待つ」という方法。
これは私の想像の範囲外でした。
いわゆる壊死をさせちゃうってこと
なんですかね。
あくまでもイボですから、これは体の外
に出ちゃった余った皮膚なわけで、
そういう方法もあるということでした。
ただ根っこは残るわけで、手術で完全
切除するのに比べて再発の可能性は高い、
また、イボが落ちたあと患部がジュク
ジュクといつまでも乾かない場合がある
とのことでした。


うん。
私、よくよく考えて決めました。
このままイボを放っておくのは嫌です。
目ヤニいっぱい流してるニコさんを
見るのはかわいそうです。
でも全身麻酔もやっぱりリスクが高くて
これも嫌です。
ということで選んだのはみっつめの
「糸で縛る」です。

早速処置してもらいました。
体を先生と助手さんと私の3人にがっちり
抑えられて目のところに細い糸を二重に
縛る作業をされるわけですから、ニコさん
だってそうそう素直にいうことを聞いて
耐えていられるはずもありません。
最初のうちはおとなしくしていたものの
ゴニョゴニョと結構長い時間いじられて、
途中強いイヤイヤが二度ほどありました。
でもニコさん、がんばって耐えてくれて
無事処置が完了。

ちょっとエグい画像ですが、糸で縛られ
てるのわかりますかね。

一生懸命耐えてるのわかったよ。
エラかったぞニコさん。


夜はうちでグッタリのニコさん(笑。
二週間ほどでイボは落ちるそうです。
落ちたあと患部がきれいになってると
いいなぁ・・・。



ところで・・・。

ケッサツなんて漢字、こんなことでも
なければ一生お目にかからなかった
だろうなー(・_・)

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