ページ

2018年11月5日月曜日

犬を飼うのは大変だ。でもそれだけじゃないから厄介だ。

今朝目に止まったこんな記事。

保護犬猫「独身男性、60歳以上には譲渡できません」の真相
【現代ビジネス】

私の姉は30年以上途切れる事なく
猫を飼っていた人なんですが、
今年初め10才の猫を亡くして
とうとう猫のいない生活になって
しまいました。
年齢的な事もありもう猫は飼えない
と当初は思っていたようなんですが、
どうにも我慢ができなくなり
やっぱり猫を飼おうと考えて、まず
最初に保護猫を検討したようです。
ところがやはり60歳以上はダメと
言われ、やもなくペットショップで
新しい家族を見つけたようです。

まあ、こういう条件に関しては
犬猫の生涯を考えたらわからんでも
ないんですが、姉には旦那さんも
娘もいるし、猫は犬と違って散歩の
手間もないからいいようなもんだと
あたしゃ思うんですけどねぇ。



翻って、私がもしニコを失って
新しい家族を迎えたいとなったら・・。
間違いなく保護犬は無理ですね。
譲渡できない条件に見事にマッチします
(笑
そもそも、この先思いきり長生きする
と勝手に決めつけてるニコが亡くなる頃、
既に60過ぎた私が果たして犬を飼いたい
と思うのか甚だ疑問なんですよね。
私だって、ブランクはトータル10年程
あるものの、生まれてから今まで何十年
ずっと犬と生活していた人間ですから、
犬を飼う事の大変さを骨身にしみて
知ってますからねぇ・・。
今、犬を飼いたい、猫を飼いたいと思っているときは、仕事もあり、家族もいて、健康であっても、それが続く保証はない。「そんなことを言ったら、犬と猫と暮らすことなんて誰もできないじゃないか」と言われるかもしれないが、突き詰めると究極はそうなのかもしれない。「自分の今の状況が続くとは限らない」ということを理解して、動物を飼うことを決める、というプロセスが今の日本では不足していると感じている。
これ、痛いところを突いてます。
飼い犬が保護犬になってしまう原因は
間違いなくこのプロセスの不足です。

可愛いから飼いたくなる、
でも自分の生活を冷静に分析して
ダメなものはダメと決断する。
これが大事です。

でもね。
今はこんな事をしたり顔で語ってますが、
本当にニコを失ってしまったとき、
私はショックで冷静さを失い
一目散にペットショップに走る可能性が
実はかなり高いんですよねぇ。
だって、犬を飼う大変さ以上に
犬を飼う楽しさも知ってますから・・。


0 件のコメント: