今現在抗生剤が効いて、ニコさんはとっても元気です。でも、抗生剤は小腸の異常を治してくれるわけではなく、嘔吐と下痢を抑えているだけです。
今元気なんだから手術はしたくない
元気だからこそ今手術をするべき
このふたつでずっと悩んでいました。
獣医さんにそのことを率直に伝えると「私も獣医であり飼い主でもありますから、迷う気持ちはよくわかります。悪化してからだと手術しないという選択肢はありませんが、元気なうちは手術するもしないも選択できますからね。元気な姿を見ていると決断できませんよね。でも、獣医として冷静にお話しすると、手術は体力のあるうちの方がいいです」とのことでした。「元気がない=重症化しているということですから、そうなってからの手術はどうしてもリスクが高くなってしまいます」とも。
術後二週間ほどは食事制限があり、さらにまたそこで体力が削られてしまうわけで。
それで決心がつきました。
ニコさんにはまた痛い思いをさせます。美味しいものもしばらく食べられません。でもこの手術で確実に健康面での不安がひとつ消えるわけで、それはニコさんにとって絶対良いことだと信じています。
もちろんこれでリンパ腫が治るわけではありません。リンパ腫の一つの症状を潰しただけで、ようやくこれで入り口に立ったぐらいなものです。でも、不安なく入り口に仁王立できるんだぐらいの強気でいこうと思います。リンパ腫をうまく制御して共存してやります。
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