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2023年4月18日火曜日

手術回避に至る過程。

手術当日、同級生がお参りして買ってくれた善光寺の数珠と真田神社のお守りをつけて獣医に乗り込んだニコさん。
神様と仏様がケンカするんじゃないかと心配しましたが、強力なタッグを組んでニコさんを守ってくれました。


今回手術が回避された理由は、簡単に言うと「これほど元気なら全身麻酔のリスクを負ってまでお腹を開ける必要はない」と先生が判断してくれたからです。
診察室に入っていくなり先生が「あれ?すごく元気だね」ってニコを見て言いましてね。私はそれに同意して、ここんところ食欲もあり散歩もしっかり歩けていること、嘔吐も下痢もないこと、うんちの状態も近年稀に見るぐらい良いこと(笑、などを伝えたんです。これはもちろん抗生剤やビオフェルミンのおかげでもあるんですが。
その後エコー検査をしてもらったんですが、前回小腸の周りに渦を巻くような異様な状態だった影が、今回普通の影になってましてな。先生も「明らかに前回と違いますね。影は相変わらずあるのでよくなったとは言えませんが、これならもう少し様子を見ていてもいいかもしれません」と判断してくれて、手術回避が決まりました。

犬の状態や飼い主の気持ちを冷静に考えてこの判断をしてくれる獣医さんってすごいと思うんですよ。少なくとも、すぐに手術をしたがる金儲け主義の先生ではないということです。どんな犬にでも歯石取りの手術を勧めてその結果全身麻酔の失敗で知り合いの犬を殺してしまった市内の別の獣医とは大違いです。
とりあえず今回の手術は回避されました。ニコさんは今日も元気です。もちろんリンパ腫がなくなったわけではないので油断は禁物ですが、しばらくは穏やかな日々が過ごせそうです。




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