黒い幼獣の犠牲者とさよならすることになりました。

会社のフロアを壁で仕切って半分にし、

その半分をテナントにする工事が

連休明けから始まる予定です。

なので今、いらないものをガンガン

捨てているところなんですが、今回

このイスも廃棄することにしました。

座面も背もたれももうボロボロ。

年季が入っていて、とっくにお払い箱

になっていてもおかしくはないもの

ですが、これを今までなかなか捨て

られずにずっと使い続けていたのには

わけがありましてな。

このイスをここまで破壊し尽くした

のはコイツだったからです。

うちに来たばかりの頃のニコさん。

私が座っているにも関わらず、体を

伸ばして背もたれにへばりつき、

私の太ももをさけて座面に食いつき、

この黒い幼獣は破壊の限りを尽くした

のでした。

こんな思い出の詰まったイスなので

処分は心苦しいんですが、フロアが

半分になってしまうので、物も半分に

しなければならず、今回泣く泣く処分

となります。

ニコさんが今見ている風景も、物が

どんどんなくなり殺風景になって

来ました。

半分はテナント、半分は今まで通り

うちの会社ですから、ニコさんの

居場所は位置がちょっとズレるだけ

になります。

新しい社内で、元気で健やかな毎日を

過ごしてほしいものです。