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2021年6月6日日曜日

戦略上の偽装が必要。

上田市内の歴史的に意味のある場所には、
こういう案内板が設置されています。


散歩途中のこの川のそばの案内板にはこんな
解説が書いてあります。


そもそもこの橋がかかっている川は、山に
向かって流れているおかしな川で、その昔
真田昌幸が上田城防衛のために作ったもの
なのではないかと言われています。
その頃から暗渠にしてあって、普段は何の
変哲もない地面に見えるよう蓋をしておいて、
敵がここを通った時その蓋を一気に壊して
敵を川に落としてしまうという戦略のための
場所だったという説があるんです。
 ※暗渠(あんきょ):地下に埋設したり、ふたをかけ
 たりして外からは見えない水路

そんなワクワクする場所なのにこの案内板の
説明の、なんと退屈なことか・・(笑
最後の一文「上田城防衛のため戦略上偽装
されたともいわれますが、むしろ街並みと
交通の安定を確保したものと考えられます」
こんな書き方じゃ面白くもなんともないじゃ
ないっすか!
昔の事実なんてどーぜ誰もわかりゃしないん
だから(笑、観光で戦国時代の真田一族に
頼りきっている上田市としては、文章を逆に
して強調する部分を変えればいいんですよ。
「街並みと交通の安定を確保したものと
考えられていますが、上田城防衛のため
戦略上偽装されたものともいわれています」
ホーラ、この方がワクワクするでしょ?

大河ドラマ「真田丸」の熱狂もとうに冷めて
しまった上田市なんだから、観光にもう一度
喝を入れるため戦略上偽装も必要だぞ!

と現在の城主の黒い方が申しておりますので
市の広報の方はぜひご一考を。


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