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2023年12月4日月曜日

去年の今日、ニコさんはひとつの臓器を失いました。

うちのニコさんは消化器型低グレードリンパ腫です。このことを私は一日たりとも忘れたことがありません。毎日毎日、散歩の時にするうんちの状態を心配しています。緩くないだろうか、少なくないだろうかって。そして出たものを確認して、ああよかった今日も最高のうんちだ、量も質も合格だぁって喜ぶ日々が今続いていることにすごく幸せを感じています。
だからこそ忘れてしまうんです。

うちのニコさんに脾臓が無いということを。

去年の今日・2022年12月4日は、脾臓に腫瘍が見つかったニコさんが脾臓全摘手術を受けた日です。この日私は朝から心臓が張り裂けんばかりにドキドキして緊張しまくってました。自分が手術するわけでもないのにね。テンパりまくって手術代がいくらになるのか、当日も聞き忘れてたぐらいですからね。

そして手術後、衝撃の事実を告げられるのです。脾臓摘出は成功でしたが、小腸の一部に明らかな異常が発見されたということを・・。その時その小腸の写真を見せてもらったんですが、一部が赤黒く変色して、ひと目で尋常ではない状態であることがわかるものでした。緊急に内視鏡検査が行われ組織の一部を取って生検に回しその結果は後日聞くことになるのですが、それがまさか消化器型低レードリンパ腫の宣告になるとはこの時は思ってもいませんでした。

手術の翌日帰ってきたイエローパラボラ太郎の様子がこちら。
うちへ帰ってきてヤレヤレ、のニコさん。このあと今年の夏前まで心が休まらない状態が続くなんて、私もニコさんもこの時は思ってもいませんでしたけどね。

脾臓全摘手術はすごく重い決断でした。その結果、この時点でより重大な問題を発見できたことは今では良かったと思っています。
今日のニコさんがこちら。

下まぶたの腫れがまだ引けませんが、まったり寝てくれている姿にホッとしているとおちゃんなのです。

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